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Kansakoululaisten marssi   JS103  
 
国民学校の子供たちの行進曲  
    

詩: オンネン・ペッカ (Onnen Pekka,-) フィンランド
      

曲: シベリウス (Jan Sibelius,1865-1957) フィンランド   歌詞言語: フィンランド語


Ylös Suomen lapset innoin,
juhlaan yhtykää!
Laulakaamme täysin rinnoin;
meidän juhla tää! -

Juhlikaamme lasten päivä,
päivä toivojen
Haihtuva on surun häivä
nuoren keväimen.

Meissä uusi kevät koittaa,
kukkaan puhkeaa. -
Meissä uuden onnen voittaa
kallis isäinmaa! -

Pohjolan kun sumu raukes,
päivä koittihe;
- Tiedon kultaportit aukes
Suomen lapsille. -

Uno Cygnaeuksen työstä
pääsi päivä se; -
- Yöhön meit ei enää syöstä,
- Nyt on juhlamme! -

Suomen “tuhat-järvet” läikkyy,
metsät huminoi,
sinitaivahamme väikkyy,
“Väinön” kannel soi.

立て スオミの子らよ 元気よく
お祝いしよう いっしょに!
歌おう 声高らかに
ぼくらのお祝いを! -

お祝いしよう 子供の日を
希望の日を
吹き飛ばすんだ 悲しみの影は
若い春の力で

ぼくらに新しい春がやってくる
花の咲き誇る -
ぼくらの中に新しい幸せを得るんだ
愛する祖国は! -

ポヒョラの霧が晴れる時
一日が始まる
- 知の黄金の扉が開くんだ
スオミの子供たちに -

ウーノ・シグナエウスさんの努力が
この日をもたらしてくれた -
- 夜に もはやぼくらは放り込まれることはない
- 今は記念すべきお祝いの時だ! -

スオミの「千の湖」はきらめき
森はざわめいている
青い空は輝き
ヴァイノのカンテレは鳴り響く


歌詞でも讃えられているフィンランドにおける初等教育の創始者 ウノ・シュグネウスの生誕100年を記念して作曲されたもので、シンプルなメロディは子供が歌っても違和感のないものです。アカペラのユニゾンで始まりますが最後はハモっておわります。作詞のオンネン・ペッカというのはペンネームで「幸福な男」といった意味。シベリウスらしさはありませんがなかなか魅力的な音楽です。

( 2015.09.16 藤井宏行 )


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