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Skolsång   JS172  
 
学校の歌  
    

詩: ルーネベリ,ニーノ (Nino Runeberg,1874-1934) フィンランド
      

曲: シベリウス (Jan Sibelius,1865-1957) フィンランド   歌詞言語: スウェーデン語


Låt oss smida i tankens smedja,
av vår viljas och kärleks stål,
våra vapen,till dem vädja
uti kampen för andens mål!
Vi vilja väpna oss alla,
så med styrka som odlat vett,
till att stå eller modigt falla
för landet,som Gud oss gett!

さあ鍛えよう 思考力の鍛冶場で
私たちの意志と愛の鋼から
私たちの武器を そしてそれを使って
魂の目標めざし戦うのだ!
私たちはみな 自らを武装したいと願う
強さと鍛えた知性で
立ち そして勇敢に倒れるために
神の与えて下さったこの祖国のために!


1925年の作曲。スウェーデン語の歌詞のアカペラの混声合唱曲です。もともとはメロディが先にできていて、それにあとからニーノ・ルネベルイ(1874-1934 シベリウスがたくさん曲をつけている大詩人のルネベルイとは別人です)が詞をつけたのだそうです。愛国的な詩ですが、これを子供に歌わせるのはどんなものかという感じの内容ですね。いくつか聴けた録音もみな大人の合唱が歌っていました。シベリウス自身はこの曲も出版したかったようですが応じる出版社はなく、結局世に出たのは1992年のことであったといいます。シベリウス後期の透徹したメロディはとても美しいものですが、やはり歌詞を見ながら聴くと私はどうしても抵抗を感じてしまいます。

( 2015.09.12 藤井宏行 )


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