Tanke,se,hur fågeln svingar JS191 |
思いよ ご覧 何と鳥が高く飛ぶかを |
Tanke,se,hur fågeln svingar Under molnet lätt och fri; Även du har dina vingar Och din rymd att flyga i. Klaga ej att du vid gruset Som en fånge binds ännu; Lätt som fågeln,snabb som ljuset, Mer än båda fri är du. Är det glatt på jorden,vila Bland dess fröjder glad också; Är det sorgligt,ila,ila Bort till högre världar då. |
思いよ ご覧 何と鳥が高く飛ぶかを 雲の下を 軽やかに 自由に お前もまた翼を持っているのだから お前の空を飛んでみるがいい 嘆くんじゃない お前 この地上で まるでずっと拘束された囚人のように 鳥のように軽やかに 光のように素早く この二つよりもずっと自由なのだから お前の方が 幸せなことだ この地上に安らぐことも 地上の喜びのうちにあることも幸せなのだ けれどもしお前が悲しいのなら 急いで 急いで 彼方のより高い世界へと飛んで行け |
1888年に書かれた最初期のアカペラ混声合唱、ルネベルイの詩につけたものは3曲あります。これもまだシベリウスらしさはありませんが魅力的なメロディに思わず聞き惚れてしまいます。1分ほどの曲ではありますが。なお全く別のメロディですが、1915年にこの同じ詩でピアノ伴奏の女声のデュエット曲が書かれており、こちらはJS192の番号がついています。
( 2015.09.08 藤井宏行 )