いろは歌 |
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いろはにほへと ちりぬるを わかよたれそ つねならむ うゐのおくやま けふこえて あさきゆめみし ゑひもせす |
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1930年の作曲の混声合唱曲です。詞は有名ないろは歌そのまま 越天楽のメロディをベースとした変奏曲形式で色々なメロディに変化していきます。西洋音楽の重厚なハーモニーでどんどん欧風に変わって行きますので、越天楽の片鱗はすぐに消え去ってしまいます。時々思い出したようにまた現れたりもしますが何ともちぐはぐな感じも否めません。逆にそれがまたこの曲の面白味でもありますが。一度生で聴いてみたいものです。
( 2015.08.01 藤井宏行 )