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Saarella palaa   Op.18-4  
  6 laulua
島では燃えている  
     6つの歌

詩: カンテレタール(フィンランド抒情詩) (Kanteletar,-) フィンランド
    I: Ensimmäinen kirja 186 Saarella palaa

曲: シベリウス (Jan Sibelius,1865-1957) フィンランド   歌詞言語: フィンランド語


Tuli saarella palavi.
Kenpä tuolla tulta poltti?
Sulho tuolla tulta poltti.
Mitä sulho raatelevi?
Korjoansa kirjottavi.
Mitä tuolla korjasella?
Neittä tuolla korjasella.
Mitä neito raatelevi?
Kultakangasta kutoo,
hopeaista helkyttää.

火が島で燃える
誰があそこで火を燃やしてるの?
花婿があそこで火を燃やしてるのさ
何を花婿はやってるの?
自分の橇を飾ってるんだ
何をするの あの橇で?
花嫁を乗せるのさ あの橇に
あの花嫁はあそこで何をしてるの?
金の布を織ってるのさ
銀の糸をきらめかせて


第4曲は再びカレワラと兄弟関係にある抒情詩集カンテレタルから。この歌は「二人とも仕事がある」というタイトルで呼ばれることもあります。花婿と花嫁の幸せな婚礼の準備でしょうか。歌われるメロディもどこか温かみにあふれる素敵なものです。

( 2015.05.15 藤井宏行 )


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