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An das Christuskind    
  Weihnachtslieder
キリストの子に  
     聖夜の歌

詩: カルスタイン (Hella Karstein,-) ドイツ
      

曲: フンパーディンク (Engelbert Humperdinck,1854-1921) ドイツ   歌詞言語: ドイツ語


Nun zieht mit seinem goldnen Schein
das liebe Christkind wieder ein
in unsre Häuser und Stuben,
da freun sich Mägdlein,Buben.

Was hat uns doch zur Weihnacht
das Christkind alles mitgebracht
an köstlichen Geschenken!
Wir wagten's nie zu denken.

Hab Dank,du liebes Himmelskind,
dass du uns also hold gesinnt!
Dein Lieben,unermessen,
wir wollen nie vergessen.

Wir wollen Herz und Sinn dir weihn,
stets artig,fleißig,folgsam sein,
damit du an uns allen
kannst haben Wohlgefallen!

今、その黄金の輝きと共に
愛しきキリストの子が再び戻って来られます
私たちの家に 部屋に
だから喜びましょう 女の子たち 男の子たち

私たちにクリスマスのために
キリストの子が持ってきて下さるものは
すばらしい贈り物!
私たちは思い悩む必要はありません

感謝しましょう あなた 愛する天の子よ
私たちのことをとても思って下さって!
あなたの愛は 計り知れない
私たちは決して忘れません

私たちは心も思いもあなたに捧げたいと願っています
いつも変わらず 熱心に 従順に
こうしてあなたは 私たちだけに
喜びをもたらして下さるでしょう!

あまり取り上げられることはないようですが、このシーズンによく演奏されるオペラ「ヘンゼルとグレーテル」の作者フンパーデインクのクリスマスにちなんだ歌曲を集めた9曲からなる歌曲集「聖夜の歌」の中に入っている曲です。フィッシャー=ディースカウがドイツの渋い作曲家たちによるクリスマスの歌を集めたアルバム(DG)の中で歌曲集からこの曲だけを取り上げているのを聴くことができました。
モーツァルトのリートを思わせるような無心で素朴な歌で、耳に素直に入ってきます。

( 2014.12.23 藤井宏行 )


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