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子守歌    
 
 
    

詩: 竹久夢二 (Takehisa Yumeji,1884-1934) 日本
    セノオ楽譜  

曲: 藤井清水 (Fujii Kiyomi,1889-1944) 日本   歌詞言語: 日本語


泣くなよい子よ とくねむれ
のきの雀も巣にかえり
小犬も母のふところへ
そろりと帰って ねたそうな


春のあしたを取り上げましたCD「夢二の歌〜セノオ楽譜表紙絵による歌曲集」(Belta:及川音楽事務所)よりこの曲も。短調の悲しい調べが多い日本の伝統的な子守歌ではなく、長調でしみじみと歌われます。(これはまあ、伝統的な歌は子守歌ではなくて「守り子歌」〜貧しい家の娘が金持ちに奉公に出てその家の子をあやして歌う歌)ですから、わが子を慈しんで歌う歌とは全く別ということで)。

( 2014.11.29 藤井宏行 )


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