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Die Begegnung    
  Italienisches Liederbuch
出合い  
     イタリアの歌の本

詩: ハイゼ (Paul Heyse,1830-1914) ドイツ
    Italienisches Liederbuch-Rispetti 69 Ich bin durch einen schönen Wald gekommen 原詩:イタリア詞

曲: マルクス (Joseph Marx,1882-1964) オーストリア   歌詞言語: ドイツ語


Ich bin durch einen schönen Wald gekommen,
Wo grüner Lorbeer und Wachholder stand;
Drin hab' ich einen Jüngling wahrgenommen,
Der war mit Namen Herzensdieb genannt.
Daß Ihr derselbe seid,hab' ich vernommen,
An Euren Farben hab' ich Euch erkannt;
An Eurer Schönheit kannt' ich Euch im Nu,-
Man warnt vor Euch: ich lache nur dazu.

私は美しい森を通って来たの
そこには緑の月桂樹とネズの木が立ってたわ
森の中に私は 若い男がいるのに気が付いた
彼は呼ばれていたわ 心泥棒と
それはあなたも同じこと 私はそう聞いたわ
あなたの服の色で 私はあなたに気付くし
あなたの美しさで私はすぐにあなたと分かるわ
人はあなたのことを注意しろって言うけど 私は笑うだけよ


爽やかで美しいメロディはとても印象に残ります。ヴォルフの音楽を連想させますが、それよりももう少し華麗な感じ。悪く言えば通俗的とも言えますが、そこがマルクスの歌曲集の魅力とも言えましょうか。詩は典型的なイタリア歌曲集っぽいものですね

( 2014.11.29 藤井宏行 )


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