いのちなき |
|
いのちなき砂のかなしさよ さらさらと 握れば指のあひだより落つ |
|
啄木の歌集「一握の砂」では有名な「砂山」のふたつ後にある歌です。シャンソンのようなほの暗いメロディでしっとりと歌われます。
( 2014.10.31 藤井宏行 )