Le jour m'étonne et la nuit me fait peur FP 120 Figure humaine |
昼は私を驚かせ 夜は私を恐れさせる 人間の顔 |
Le jour m'étonne et la nuit me fait peur L’été me hante et l'hiver me poursuit Un animal sur la neige a posé Ses pattes sur le sable ou dans la boue Ses pattes venues de plus loin que mes pas Sur une piste où la mort A les empreintes de la vie |
昼は私を驚かせ 夜は私を恐れさせる 夏は私に取り憑き 冬は私を追いかける 一匹の獣が雪の上に刻みつける その足跡を 砂の上に また泥の上に その足跡は私のものよりもずっと遠くからやってきた とある小道の上を そこでは死が 生の足跡を刻みつけている |
曲の紹介によっては「狼」というタイトルになっていることがあります。確かにここに出てくる一匹の獣というのは狼のイメージではありますが、このタイトルを誰が付けたのかは調べきりませんでした。狼のイメージにも関わらず、音楽は再び静謐な讃美歌のような雰囲気に戻ります。最後は冒頭の2行を繰り返して幕を閉じます。
( 2014.05.11 藤井宏行 )