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Le jour m'étonne et la nuit me fait peur   FP 120  
  Figure humaine
昼は私を驚かせ 夜は私を恐れさせる  
     人間の顔  

詩: エリュアール (Paul Éluard,1895-1952) フランス
    Poésie et vérité (1942)  Le jour m'étonne et la nuit me fait peur

曲: プーランク (Francis Poulenc,1899-1963) フランス   歌詞言語: フランス語


Le jour m'étonne et la nuit me fait peur
L’été me hante et l'hiver me poursuit

Un animal sur la neige a posé
Ses pattes sur le sable ou dans la boue
Ses pattes venues de plus loin que mes pas
Sur une piste où la mort
A les empreintes de la vie

昼は私を驚かせ 夜は私を恐れさせる
夏は私に取り憑き 冬は私を追いかける

一匹の獣が雪の上に刻みつける
その足跡を 砂の上に また泥の上に
その足跡は私のものよりもずっと遠くからやってきた
とある小道の上を そこでは死が
生の足跡を刻みつけている


曲の紹介によっては「狼」というタイトルになっていることがあります。確かにここに出てくる一匹の獣というのは狼のイメージではありますが、このタイトルを誰が付けたのかは調べきりませんでした。狼のイメージにも関わらず、音楽は再び静謐な讃美歌のような雰囲気に戻ります。最後は冒頭の2行を繰り返して幕を閉じます。

( 2014.05.11 藤井宏行 )


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