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An die Parzen    
  6 Lieder
運命の女神たちに  
     6つの歌

詩: ヘルダーリン (Johann Christian Friedrich Hölderlin,1770-1843) ドイツ
    Gedichte 1784-1800  An die Parzen

曲: ヒンデミット (Paul Hindemith,1895-1963) ドイツ   歌詞言語: ドイツ語


Nur einen Sommer gönnt,ihr Gewaltigen!
 Und einen Herbst zu reifem Gesange mir,
  Daß williger mein Herz,vom süßen
   Spiele gesättiget,dann mir sterbe!

Die Seele,der im Leben ihr göttlich Recht
 Nicht ward,sie ruht auch drunten im Orkus nicht;
  Doch ist mir einst das Heilge,das am
   Herzen mir liegt,das Gedicht gelungen:

Willkommen dann,o Stille der Schattenwelt!
 Zufrieden bin ich,wenn auch mein Saitenspiel
  Mich nicht hinabgeleitet; einmal
   Lebt ich,wie Götter,und mehr bedarfs nicht.

ただ一度の夏を恵み給え 御身力強きお方よ
 そしてひとつの秋を わが歌の成熟のために
  さすればわが心は満たされよう 甘美な
   調べに そして私は死のう!

この魂 生あるうちにその神聖な権利を
 得られなかったものは 地下の冥界にあっても心安らぐことはない
  だがひとたび この聖なるもの この
   心に秘めているもの 詩が立ち現れれば

そのときは喜んで迎えよう おお暗闇の国の静けさも
 私は満足するのだ たとえ私の琴を
  持っていくことが許されなくとも ひとたび
   私も生きたのだ 神のように それ以上何を望むことがあろう


( 2014.04.26 藤井宏行 )


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