Aussi bas que le silence FP 120 Figure humaine |
深い沈黙のように 人間の顔 |
Aussi bas que le silence D’un mort planté dans la terre Rien que ténèbres en tête Aussi monotone et sourd Que l’automne dans la mare Couverte de honte mate Le poison veuf de sa fleur Et de ses bêtes dorées Crache sa nuit sur les hommes |
深い沈黙のように ひとりの地下に埋葬された死者の その頭上に影の他何もない 単調な静けさのように 湖の中の秋の 澱んだ恥辱に覆われた 毒気がその花を奪われ そしてその金色の獣たちを奪われて 夜を吐きかけるのだ 人々の上に |
死者の沈黙そして澱んだ湖のようにひたすら静かな音楽の第3曲、最後は夜(闇と解釈した方が良いのかも)を吐きかける毒気のところで静かながらも怒りの感情がふつふつとたぎります。インパクトは強くありませんが心に残る音楽です。
( 2014.04.19 藤井宏行 )