Une herbe pauvre FP 86 Tel jour telle nuit |
哀れな草 ある日ある夜 |
Une herbe pauvre Sauvage Apparut dans la neige C’était la santé Ma bouche fut émerveillée Du goût d’air pur qu’elle avait Elle était fanée. |
哀れな草 野生の 雪の中から現れる それこそが健やかさだった 私の口は驚いていた 草の持っていた爽やかな大気の味わいに 草は萎れていた |
この曲は詩のイメージそのままに、寂しげにゆったりと歌われます。気品あふれる悲しみを湛えたようなメロディはたいへんに魅力的。途中一瞬表情が明るくなりますが、最後はまた寂しく沈んで行きます。
( 2014.01.31 藤井宏行 )