TOPページへ  更新情報へ  作曲者一覧へ


Stikhi,sochinjonnyje noch'ju vo vremja bessonnicy   Op.76-6  
  Ekho Po`eta
夜 眠れぬ時に書かれた詩  
     詩人のこだま

詩: プーシキン (Aleksandr Sergeyevich Pushkin,1799-1837) ロシア
      Стихи,сочинённые ночью во время бессонницы (1830)

曲: ブリテン (Edward Benjamin Britten,1913-1976) イギリス   歌詞言語: ロシア語


Mne ne spitsja,net ognja;
Vsjudu mrak i son dokuchnyj.
KHod chasov lish’ odnozvuchnyj
Razdaetsja bliz menja.
Parki bab’e lepetan’e,
Spjashchej nochi trepetan’e,
Zhizni mysh’ja begotnja...
Chto trevozhish’ ty menja?
Chto ty znachish’,skuchnyj shopot?
Ukorizna,ili ropot
Mnoj utrachennogo dnja?
Ot menja chego ty khochesh’?
Ty zovesh’ ili prorochish’?
Ja ponjat’ tebja khochu,
Smysla ja v tebe ishchu...

私は眠れない 灯りもなく
まどろみと倦怠の闇に包まれている
ただ単調な時計の心音だけが
私の安らぎを乱すのだ
運命の女神はつぶやき
眠りの夜は震えている
走りまわるネズミのような命の鼓動
なぜお前は私の心を静めてはくれぬ?
何を言いたいのだ 物憂げなつぶやきよ?
非難しているのか それともぼやきなのか
私が空しく費やした一日への?
私から お前は何を求めているのだ?
お前は呼んでいるのか それとも予言しているのか?
私はお前を理解したいのだ
その意味を私はお前のうちに探し求める


曲集を纏めたページに全体のコメントを記載しています。
   Ekho Po`eta 詩人のこだま

( 2013.11.16 藤井宏行 )


TOPページへ  更新情報へ  作曲者一覧へ