So tanzen die Engel vor Gottes Thron nicht Gurrelieder Teil 1 |
天使たちは神の前でこれほどまでに踊ることはできぬ グレの歌 第1部 |
So tanzen die Engel vor Gottes Thron nicht, Wie die Welt nun tanzt vor mir. So lieblich klingt ihrer Harfen Ton nicht, Wie Waldemars Seele dir. Aber stolzer auch sass neben Gott nicht Christ Nach dem harten Erlösungsstreite, Als Waldemar stolz nun und königlich ist An Tovelilles Seite. Nicht sehnlicher möchten die Seelen gewinnen Den Weg zu der Seligen Bund, Als ich deinen Kuss,da ich Gurres Zinnen Sah leuchten vom Oeresund. Und ich tausch' auch nicht ihren Mauerwall Und den Schatz,den treu sie bewahren, Für Himmelreichs Glanz und betäubenden Schall Und alle der heiligen Scharen! |
天使たちは神の前でこれほどまでに踊ることはできぬ 世界がいま私の前で踊るほどには これほど愛らしく彼らのハープの音は響かぬ このヴァルデマルの魂がお前に響かせるほどには 堂々と神の横に座すキリストも及ばぬ きびしい贖罪のあとのキリストでさえも このヴァルデマルの堂々とした王者らしさには トーヴェの傍らにあるこの私の あこがれに満ちて魂たちが得ようとした願いも 聖なる結合に至る道への願いも敵いはせぬ 私がお前のくちづけを願った思いには このグレの城が エーレズントに輝くのを見た時に 私はこの城壁を そこに忠実に守られた宝を取り換えはせぬ 天国の栄光や 耳をつんざく調べ そしてすべての聖なる一群とさえも! |
この歌の冒頭部分がヴァルデマル王の動機なのだそうです。音楽は再び静まり睦まじいふたりの姿を描き出しますが、歌詞をよく見ると聖なる至福を引き合いに出して、それよりも自分の今の幸せは勝っていると王は歌っています。これがやがて彼を呪われた者としてしまう布石ではないかと思わせ、なかなか一筋縄では行きません。愛の音楽はしかしながら惚れ惚れするほど美しいです。
( 2012.11.11 藤井宏行 )