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Heimweh   Op.21-15  
  Pierrot Lunaire III
郷愁  
     月に憑かれたピエロ 第3部

詩: ハルトレーベン (Otto Erich Hartleben,1864-1905) ドイツ
      Nostalgie 原詩:ジロー Albert Giraud,Pierrot lunaire

曲: シェーンベルク,アルノルト (Arnold Schonberg,1874-1951) オーストリア   歌詞言語: ドイツ語


Lieblich klagend - ein krystallnes Seufzen
Aus Italiens alter Pantomime,
Klingts herüber: wie Pierrot so holzern,
So modern sentimental geworden.

Und es tönt durch seines Herzens Wüste,
Tönt gedämpft durch alle Sinne wieder,
Lieblich klagend - ein krystallnes Seufzen
Aus Italiens alter Pantomime.

Da vergißt Pierrot die Trauermienen!
Durch den bleichen Feuerschein des Mondes,
Durch des Lichtmeers Fluten - schweift die Sehnsucht
Kühn hinauf,empor zum Heimathimmel
Lieblich klagend - ein krystallnes Seufzen!

愛に満ちた嘆き -水晶の溜息が
イタリアの昔のパントマイムから
今に響いてくる 何とピエロはこんな木偶の棒に
モダンにしてセンチメンタルになったのだ

そしてそれは彼の心の荒野を抜けて響く
あらゆる感覚を通して響いてくるのだ
愛に満ちた嘆き -水晶の溜息が
イタリアの昔のパントマイムから

こうしてピエロは忘れる 悲しげな表情を
月の青ざめた炎の輝きを抜け
光の海の潮を抜けて-憧れは昇ってゆく
大胆に上へと 故郷の天界に向かって
愛に満ちた嘆き -水晶の溜息が


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   Pierrot Lunaire III 月に憑かれたピエロ 第3部

( 2012.07.07 藤井宏行 )


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