Ein Gedanke WoO.26-1 |
ひとつの思い WoO.26-1 |
Sie schlingt um meinen Nacken Den Arm so weich und weiss; Ich presse sie an den Busen, Da wird mir glühend heiss. Da löst Gefühl und Denken In einem Gdeanken sich : Ihr Herz schlägt an dem meinem, Ihr Herz,es schläg für mich. |
彼女はぼくの首のまわりをなでる その柔らかい 白い腕で ぼくは彼女をこの胸に押し付け こうしてぼくは熱く燃えるんだ 感情と思考はこうして失われ ひとつの思いになる 彼女の心臓は脈打つ ぼくの胸の上で 彼女の心臓は脈打つ ぼくのために |
シューマンの歌の年1840年に書かれた曲は一部の未完のものを除くとほとんどすべて出版されているようですが、この1曲は珍しく作品番号がついておらず、未出版のようです。1840念の2月頃と比較的初期の作品でもあり、作曲者としてもまだ満足が行かなかったのかあるいは単純に忘れてしまっただけなのかは分かりませんが。
詩は屈託のない愛のうた。あまりのストレートさに恥ずかしくなったのかも知れないと思えるくらい分かりやすいです。
( 2012.06.22 藤井宏行 )