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Geisternähe   Op.77-3  
  Lieder und Gesänge III
心の通い合い  
     歌曲と歌 第3集

詩: ハルム (Friedrich Halm,1806-1871) ドイツ
    Hochzeitlieder  Was weht um meine Schläfe wie laue Frühlingsluft

曲: シューマン,ロベルト (Robert Alexander Schumann,1810-1856) ドイツ   歌詞言語: ドイツ語


Was weht um meine Schläfe wie laue Frühlingsluft,
Was spielt um meine Wangen wie süßer Rosen duft?
Es ist dein holder Gedanke,der tröstend mich umspielt,
Es ist dein stilles Sehnen,was meine Schläfe kühlt!

Und was wie Harfen klänge um meine Sinne schwirrt,
Mein Name ist's,der leise von deinen Lippen irrt.
Ich fühle deine Nähe! Es ist dein Wunsch,dein Geist,
Der mich aus weiter Ferne an deinen Busen reißt.

何が吹き過ぎて行くのか 私の額のまわりを まるで春の風のように
何が戯れるのか 私の頬のまわりを まるで甘いバラの香りのように
それはお前の優しい思いだ 私を慰めるように漂っている
それはお前の静かな憧れだ 私の額を冷やしてくれる!

そしてまるでハープの音のように私の頭の中に響いてくる
私の名前だ 静かにお前の唇が呼ぶのは
私は感じる お前が近くにいることを!それはお前の願い お前の精神
私をはるか遠くから お前の胸へと引き寄せてくるのだ


さわやかなメロディが心地よいシューマンお得意の恋の歌です。作曲は1850年。詩のハルムはブラームスがよく曲をつけていますがシューマンではこの曲くらいでしょうか。

( 2012.05.12 藤井宏行 )


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