Bertas Lied in der Nacht D 653 |
ベルタの夜の歌 |
Nacht umhüllt Mit wehendem Flügel Täler und Hügel Ladend zur Ruh'. Und dem Schlummer Dem lieblichen Kinde, Leise und linde Flüstert sie zu: “Weißt du ein Auge, Wachend im Kummer, Lieblicher Schlummer, Drücke mir's zu!” Fühlst du sein Nahen? Ahnest du Ruh? Alles deckt der Schlummer, Schlumm're so,schlumm're auch du. |
夜は包みます その羽ばたく翼で 谷間や丘を 憩いへと誘いながら そして まどろみに あのかわいい子に向けて、 やさしく穏やかに 彼女はささやきかけるのです 「おまえが目を知っているなら 悲しみに目覚めている目を いとしいまどろみよ 私のためにその目を閉ざしておくれ!」 まどろみが近づいてくるのを感じますか? 安らぎを予感しますか? すべてをまどろみは包みます だから眠りなさい、あなたも眠りなさい |
( 2012.05.03 藤井宏行 )