Wo die Berge so blau Op.98-2 An die ferne Geliebte |
そこでは、山々が青く 遥かな恋人に |
Wo die Berge so blau Aus dem nebligen Grau Schauen herein, Wo die Sonne verglüht, Wo die Wolke umzieht, Möchte ich sein! Möchte ich sein! Dort im ruhigen Tal Schweigen Schmerzen und Qual, Wo im Gestein Still die Primel dort sinnt, Weht so leise der Wind, Möchte ich sein! Möchte ich sein! Hin zum sinnigen Wald Drängt mich Liebesgewalt, Innere Pein, Ach,mich zög's nicht von hier, könnt' ich Traute,bei dir, Ewiglich sein! |
そこでは、山々が青く 灰色の霧の中から そびえ、見下ろしている、 太陽の光が消え入るところ、 雲が集まっているところ そこへどうしても行きたい。 そこへどうしても行きたい。 静かな谷があり、 悲しみや苦しみは静まり 岩の間に 静かに桜草が憩い、 風がたおやかに吹く、 そこへどうしても行きたい。 そこへどうしても行きたい。 ここからもの悲しい森へと 僕を追い立てようとする。愛の情熱や この心の苦しみは、 ああ,私をここから連れ去るものなどありはしない いつまでも君の傍にいたいのだ。愛する人よ、 永遠に! |
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An die ferne Geliebte 遥かな恋人に
( 2003.09.11 稲傘武雄 )