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Lassitude   Op.24-3  
  Serres Chaudes
無気力  
     温室

詩: メーテルランク (Maurice Polydore Marie Bernard Maeterlinck,1862-1949) ベルギー
    Serres chaudes  Lassitude

曲: ショーソン (Amédée-Ernest Chausson,1855-1899) フランス   歌詞言語: フランス語


Ils ne savent plus où se poser ces baisers,
Ces lèvres sur des yeux aveugles et glacés;
Désormais endormis en leur songe superbe,
Ils regardent rêveurs comme des chiens dans l'herbe,
La foule des brebis grises à l'horizon,
Brouter le clair de lune épars sur le gazon.
Aux caresses du ciel,vague comme leur vie,
Indifférent et sans une flamme d'envie
Pour ces roses de joie écloses sous leurs pas;
Et ce long calme vert qu'ils ne comprennent pas.

彼らはどこにくちづけをして良いか分からずに
見えない凍りついた目の上にそのくちびるを当てた
今や自らの美しい夢の中にまどろみ
ぼんやりと物思いにふけっている 牧草地の犬たちのように
地平線の上では灰色の牝ヒツジの群れが
草の上に散らばった月の光を食べている
愛撫されながら 彼らの命のように漠然とした空に
関心などなさげに そして欲望の炎もなく
自分の足元にある喜びのバラに対しても
そして自分には理解できない緑色をした長い静けさにも


前の2曲よりも一層倦怠感にあふれた、まさに「無気力」のタイトル通りの曲です。詩は象徴主義のメーテルランクらしく意味はさっぱり分かりませんが、言いようのないやるせなさのようなものはにじみ出ています。曲は終止形を取ることなく次の曲へと移っていきます。

( 2012.03.17 藤井宏行 )


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