Dva proshchanija Op.26-4 Pjatnadtsat’ romansov |
ふたつの別れ 15のロマンス |
(Bariton) Tak ty,moja Krasavitsa, Lishilas’ vdrug Dvukh molodtsev, Skazhi-zhe mne, Kak s pervym ty Razstalasja, Proshchalasja? (Soprano) Razstalas’ s nim Ja veselo; Proshchalasja,- Smejalasja... A on ko mne, Bednja zhechka, Prinal na grud’ Golovushkoj; I dolgo tak Lezhal,molchal; Smochil platok Gorjuchimi ... Nu Bog s toboj! Promolvil mne; Skhvatil konja - Poekhal v put’ - V chuzhikh krajakh Korotat’ vek. (Bariton): I ty nad nim Smejalasja? Ego slezam Ne verila? Skazhi-zh teper’, Mudrenaja, Kak ty s drugim Proshchalasja? (Soprano): Drugoj ne to... Ne plakal on, A i teper’ Vse plachu ja. Akh,obnjal on Tak kholodno, Tak sukho rech’ Povel so mnoj. Ja edu,vish’, Ne nadolgo; Eshche s toboj Uvidimsja, I v voljushku Naplachemsja. No serdtsuli Takoj privet? Makhnul rukoj, Ne klanjajas’, V moe litso Ne smotrjuchi, Pustil konja - I byl takov! (Bariton): Kto-zh pamjatnij Ostanetsja Dushe tvoej, Krasavitsa? (Soprano): Mne pervago, Konechno,zhal’; Ljublju-zhe ja Poslednjago! |
(バリトン) それで 美しい人よ 突然に失ったのだね ふたりの若者を 話しておくれ どうして最初のひとりと きみは 別れたのかを 別れを告げたのかを? (ソプラノ) あのひととはお別れしましたわ とても陽気に 別れを告げました 笑いながら でもあのひと かわいそうなひとは この胸に押し付けて その小さな頭を ずっと長いこと 黙ったままで ハンカチを濡らしていました 熱い涙で 「それじゃ 神様の御加護がきみにあるように」 あのひとはつぶやいて 馬に乗り 旅立って行きました 遠い国で ずっと暮らすために (バリトン) それじゃきみは彼のことを あざ笑ったのかい? 彼の涙を 信じないのかい? じゃあ話しておくれ 賢い娘よ どうやってきみはもうひとりに 別れを告げたのかを? (ソプラノ) もう一人のひとは違っていました 彼は泣かなかったのです でも今 私は泣き続けています ああ 彼は抱いてくれました とてもよそよそしく とても冷たく 彼は私に言いました 「俺は出かけるぜ、分かるな そんなに長くはかかんねえ もう一度お前に 会った時には 思う存分 泣くとしようか」 心に染みると思いますか こんな言葉が? 彼は手を振ると お辞儀もせずに 私の顔を 見つめもせずに 馬を駆っていきました そしてそれっきりです! (バリトン) どちらの若者が記憶に 残るのだろうか きみの心の中には 美しいひとよ? (ソプラノ) 最初のひとは もちろん可哀想だけど 私が愛しているのは 二番目の人です! |
( 2012.01.01 藤井宏行 )