Talismane Op.25-8 Myrten |
お守り ミルテの花 |
Gottes ist der Orient! Gottes ist der Okzident! Nord und südliches Gelände Ruht im Frieden seiner Hände. Er,der einzige Gerechte, Will für jedermann das Rechte. Sei von seinen hundert Namen Dieser hochgelobet! Amen. Mich verwirren will das Irren; Doch du weisst mich zu entwirren, Wenn ich handle,wenn ich dichte, Gib du meinem Weg die Richte! |
東方は神のもの! 西方も神のもの! 北の そして南の地も その御手のうちに平和に安らいでいる 主、唯一正しきお方は 万人に正しきことを求められる その百もの御名の中で これこそが讃えるべきもの!アーメン 虚妄がわれを迷わせようと なお御身はわれを救い給えり われが動く時も 詩を書く時も 我が道を正しく導き給え! |
これも第2曲目と同じゲーテの西東詩集「歌びとの書」より。第2曲の詩「自由な心」のすぐ後に書かれた詩です。ゲーテの原詩ではシューマンが曲をつけた部分のあとにもう少し哲学的な2節が続きますが歌ではカットされています。
( 2011.03.04 藤井宏行 )