TOPページへ  更新情報へ  作曲者一覧へ


Klagen ist der Mond gekommen   Op.6-2  
  Walzer Gesänge nach toskanischen Volksliedern
不満そうに月が昇ってきた  
     トスカーナ地方の民謡によるワルツの歌

詩: グレゴロヴィウス (Ferdinand Gregorovius,1821-1891) ドイツ
    Toscanische Melodieen 8 Klagen ist der Mond gekommen 原詩:イタリア詞

曲: ツェムリンスキー (Alexander von Zemlinsky,1871-1942) オーストリア   歌詞言語: ドイツ語


Klagen ist der Mond gekommen,
Vor der Sonne Angesicht,
Soll ihm noch der Himmel frommen,
Da du Glanz ihm nahmst und Licht?

Seine Sterne ging er zählen,
Und er will vor Leid vergehn:
Zwei der schönsten Sterne fehlen,
Die in deinem Antlitz stehn.

不満そうに月が昇ってきた
太陽の目の前へと
天はまだ月にとって値打ちのあるところなのか
あなたが月から輝きと光を奪ってしまっても

天の星の数を月は数え始め
悲しみのあまり死にそうになった
ふたつの一番美しい星が欠けていたのだ
それはあなたの顔にあるのだ


曲集を纏めたページに全体のコメントを記載しています。
   Walzer Gesänge nach toskanischen Volksliedern トスカーナ地方の民謡によるワルツの歌

( 2010.04.15 藤井宏行 )


TOPページへ  更新情報へ  作曲者一覧へ