Bald wehen uns des Frühlings Lüfte XXVIa no.47 |
すぐに私たちのところに春風が吹く |
Bald wehen uns des Frühlings Lüfte, Bald wird der dunkle Hain belebt; Es atmen schon der Kräuter Düfte, Indes sich jeder Same regt. Auch uns steigt Wonne heut hernieder, Das wir dein Namensfest begeh'n; Vernimm,o Menschenfreund,die Lieder, Der Schöpfer höre unser Fleh'n. |
すぐに私たちのところに春風が吹く すぐに暗い森も活気づく もう草の香りが漂い すべての種子は芽を出している そしてまた私たちのもとに今日喜びが降りてきた この日に私たちが御身の命名を祝うのだから 聴け、おお人間の友よ、この歌を 創造主が私たちの願いを聞き届けて下さるようにと |
穏やかなメロディで、これからやってくる春風への期待を歌います。作曲年は不明で、新全集では作品番号が付けられずに付録の扱いです。Namensfestというのは「命名式」とでも訳せますでしょうか。誕生に際して名前を付けることに伴う祝典のことかと思われますのでここでは春風に対するNamensfestでしょうか。
( 2010.01.02 藤井宏行 )