Proshchal’naja pesnja Proshchanije S. Peterburgom |
別れの歌 ペテルスブルグよさようなら |
Prostite,dobrye druz’ja! Vsekh zhizn’ raskinet v rassypnuju; Vse tak,no gde by ni byl ja, Ja vspomnju vas i zatoskuju! Nigde net vechno svetlykh dnej; Vezde toska,vezde istoma, I zhizn’ dlja pamjati moej - Listki istertogo al’boma. Ty prav,ty prav,pevets, da ne sovsem,da ne sovsem. Kogda zhizn’ druzhboju sogreta, daj Bog tebe,i nam,i vsem mnogie leta. Razgul - s otravlennym vinom, Ljubov’ - s poddel’nymi tsvetami, Vesel’e - s zolotym jarmom, I lest’ - s sakharnymi rechami... Proshchajte,glupye mechty, Sny bez znachenija,proshchajte! Druguju zhertvu suety Igroj kovarnoj obol’shchajte! Ty prav,ty prav,pevets, da ne sovsem,da ne sovsem. Kogda zhizn’ druzhboju sogreta, daj Bog tebe,i nam,i vsem mnogie leta. A slava,raj kogda-to moj! Voz’mi nazad venets lavrovyj! Voz’mi! Iz ternij on! Doloj Tvoi pochetnye okovy! Drugogo im sleptsa obvej! Veli emu na chuzhdom pire, Gostjam v potekhu,u dverej, Igrat’ na raskalennoj lire! Ty prav,ty prav,pevets, da ne sovsem,da ne sovsem. Kogda zhizn’ druzhboju sogreta, daj Bog tebe,i nam,i vsem mnogie leta. Est’ neizmennaja sem’ja, Mir luchshikh dum i oshchushchenij; Kruzhok vash,dobrye druz’ja, Pokrytyj nebom vdokhnovenij; I toj sem’i ne razljublju, Na detskij son ne promenjaju, Ej pesn’ poslednjuju poju, I struny liry razryvaju. Ura,ura,ty prav, no strun ne rvi,no strun’ ne rvi. Zhizn’ nasha druzhboju sogreta. Udar’ po strunam i gremi: mnogie leta. |
さらば、良き友よ! 人生は我らを離れ離れにする だが、たとえ私がどこにいようとも 私は君たちのことを忘れない 永遠に光り輝く日々などどこにもない 憂鬱や苦痛はどこにでもあるが 人生は 私の記憶の中では ちぎれたアルバムのページでしかない その通りだ、その通りだ、歌い手よ だがそれだけではない、それだけではない 人生が友情によって暖められたとき 神はお前を、我々を、皆を祝福し続ける 幾年月も 馬鹿騒ぎ-それは毒入りのワイン 愛-それは偽りの花 快楽-それは黄金色のくびき そしてお世辞-甘きささやき さらば、愚かな夢よ 無意味な夢よ、さらばだ! 虚栄の次の生贄を 狡猾なケームで誘い出すがいい その通りだ、その通りだ、歌い手よ だがそれだけではない、それだけではない 人生が友情によって暖められたとき 神はお前を、我々を、皆を祝福し続ける 幾年月も 栄光、かつて私の楽園だったもの! その月桂樹の冠を取り返すがいい! 受け取れ!この茨を!降ろしてくれ お前の名誉を束縛するものを! 他の目の見えぬ者にそれをかぶせよ! 彼に命じよ 異邦人の祝宴で 客人たちを楽しませるために、その戸口で 灼熱のハープを弾くのだと! その通りだ、その通りだ、歌い手よ だがそれだけではない、それだけではない 人生が友情によって暖められたとき 神はお前を、我々を、皆を祝福し続ける 幾年月も 永遠に変わらぬ仲間たちがいて 最良の思考と感情がこの世にはある 君たちのサークルは、我が良き友よ インスピレーションの空に覆われている 君たち仲間を愛するのを止めたりはするまい 子供のような眠りと引き換えにして 君たちに最後の歌を歌い そしてハープの弦を断ち切ろう 万歳、万歳、君は正しい、 けれどハープの弦は切るな、けれどハープの弦は切るな、 われらの人生は友情で暖められるのだ 弦をかき鳴らして歌おう 幾年月も |
最後は歌曲集のタイトル通り「別れの歌」で締めます。実際にグリンカがペテルスブルクを旅立つ祝宴の席で作曲者自身によって歌われたという記述もあるようです。ソロとそれに答える男声合唱という形で歌われることもあれば、レイフェルクスの録音のようにひとりで返答の部分も歌ってしまうこともあります。悲壮感に満ちたマーチですが、最後の「幾年月も mnogie leta」を何度も繰り返していくうちに明るくなり、力強い高揚感と共に曲を閉じます。
( 2009.12.18 藤井宏行 )