Volkslied Op.47-4 6 Gesänge |
民謡 6つの歌 |
Es ist bestimmt in Gottes Rath, Daß man vom Liebsten,was man hat, Muß scheiden; Wiewohl doch Nichts im Lauf der Welt Dem Herzen ach! so sauer fällt, Als Scheiden! ja Scheiden! So dir geschenkt ein Knösplein was, So thu' es in ein Wasserglas,-- Doch wisse: Blüht morgen dir ein Röslein auf, Es welkt wohl schon die Nacht darauf; Das wisse! ja wisse! Und hat dir Gott ein Lieb bescheert, Und hältst du sie recht innig werth, Die Deine -- Es wird wohl wenig Zeit um sein, Da läßt sie dich so gar allein; Dann weine! ja weine! Nun mußt du mich auch recht verstehn, Ja,recht verstehn! Wenn Menschen auseinandergehn, So sagen sie: auf Wiedersehn! Ja Wiedersehn! |
それは神様の思し召しで決まっていること 人は自らの最愛の者と 別れなければならないということは これほどまでのことはない 世の中にあるすべてのことの中で この心を、ああ!これほどつらくすることは 別れることほどには!、そう 別れることほどには! お前がつぼみをもらったのなら それを花瓶に生けるだろう だけど知るがいい: 明日にはバラが花開いても それも萎れるだろう 次の夜には そのことを知るのだ、そう知るのだ そしてお前に神様が恋人をお授けくださり お前がその人を心より大切と思っても そのお前の相手は ほんのわずかな時間ののちには お前をまたひとりぼっちにしてしまうだろう そして泣くのだ!、そう泣くのだ! さあ お前は私の言うことをしっかり理解しなければならない そう しっかり理解するんだ! 人がお別れをするときには 相手に言うのだ:「また会いましょう!」と そう、「また会いましょう」と |
詩人の詳細についてはよくわかりませんでしたが、19世紀前半に活躍した人です。この詩にはシューマンをはじめけっこう色々なドイツ歌曲のビッグネームがメロディをつけています。それらはEmily EzstのLiedのページをみるとかなりテキストに差異があることがわかり、当時広く流布している間に少しずつ詩句が変わっていったのではないかと思います。
( 2009.11.03 藤井宏行 )