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O Jugend,o schöne Rosenzeit   Op.57-4  
  6 Lieder
おお青春よ、美しいバラの時よ  
     6つの歌曲

詩: ドイツ語の民謡 (Volkslieder,-) 
      

曲: メンデルスゾーン (Jakob Ludwig Felix Mendelssohn,1809-1847) ドイツ   歌詞言語: ドイツ語


Von allen schönen Kindern auf der Welt
Mir eines doch am meisten wohlgefällt;
Es hat ein rot Mündlein und dunkelbraunes Haar;
Wohl will ich es lieben auch ganz und gar.

Die Grübchen in den Wangen,
Das Grübchen in dem Kinn,
Drin war mich gleich gefangen
Mein ganzer leichter Sinn,

Und in die blauen Augen,
Seh' ich da recht hinein,
Da möcht' ich mein Lebtag
Gefangen drin sein!

O Jugend,o schöne Rosenzeit!
Die Wege,die Stege sind mit Blumen bestreut;
Der Himmel steht offen,man schaut die Engelein.
O könnt' ich,Herzliebsten,stets bei dir sein!

この世のすべてのキレイなおんなのコの中で
ぼくにはたったひとりだけがひときわ愛おしい
そのコは赤い口と暗い茶色の髪をしてる
ぼくはそのコを全力で愛するだろう

その頬のえくぼが
その顎のえくぼが
あっというまに捕まえてしまったのだ
ぼくの心のあらゆる輝きを

そしてその青い瞳の中を
ぼくがまっすぐに覗き込むとき
ぼくは自分の人生が
その中に閉じ込められるように思える!

おお青春よ、美しいバラの時よ!
道にも、橋にも花が撒かれている
天国が開け、人は天使を見る
おおぼくができるのなら、心の恋人よ、お前のそばにずっといることが!


ブラームスの民謡を編曲した歌曲でも時折名前を見かけたアントン・ツッカルマリオの編纂した詩集より。当然ながら原詩の作者は不詳ですが、現代のアイドル歌謡にも通じる分かりやすい青春の讃美がなかなかに心地よいです。メンデルスゾーンらしい春の爽やかさに満ちたすてきな曲。

( 2009.11.03 藤井宏行 )


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