Bury Me in the Morning,Mother |
俺を朝に埋めてくれ、母さん |
Lay me down where the grass is green,mother, Beneath the willow shade, Where the murmuring winds will mourn,mother, The wreck that death has made. (chorus) Bury me in the morning, And morn not at my loss, For I'll join the beautiful army That carried the Saviour's cross. Never sorrow or sigh for me,mother, Who fell in early years, For I'll be in the pleasant land,mother, that's free from grief and tears. (chorus) Bury me in the morning, And morn not at my loss, For I'll join the beautiful army That carried the Saviour's cross. I have heard the songs of the blest,mother, And death is drawing near, So ferry me o'er the stream,mother, That mortals dread and fear. (chorus) Bury me in the morning, And morn not at my loss, For I'll join the beautiful army That carried the Saviour's cross. You must promise to come to me,mother, When life and hope shall fade, Fore there's room for you in the home,mother, That's far from the greenwood shade. (chorus) Bury me in the morning, And morn not at my loss, For I'll join the beautiful army That carried the Saviour's cross. |
俺を草が緑のところに横たえてくれよ、母さん あの柳の影の下 ささやく風が悼んでくれるところへ、母さん 死が生み出したこの難破者を (合唱) 俺を朝に埋めてくれ そして亡くしたことを嘆かないでくれ だって俺は美しき軍団に参加するのだから 救世主の十字架を運ぶ軍団に 俺のことを悲しんだり溜息ついたりしないでくれ、母さん こんなに若くして斃れたからといって だって俺は素晴らしい土地に行くのだから、母さん 悲しみも涙もないところに (合唱) 俺を朝に埋めてくれ そして亡くしたことを嘆かないでくれ だって俺は美しき軍団に参加するのだから 救世主の十字架を運ぶ軍団に 俺は福音の歌を聴いている、母さん 死が近づいてきた だからあの流れの上を渡してくれよ、母さん 疲れ果ておびえてる死者たちが渡るところ (合唱) 俺を朝に埋めてくれ そして亡くしたことを嘆かないでくれ だって俺は美しき軍団に参加するのだから 救世主の十字架を運ぶ軍団に 俺のところに来ると約束してくれよ、母さん 命と希望が色あせるときには あのすみかにも場所は取ってある、母さん 緑の森の木陰のはるか向こうの (合唱) 俺を朝に埋めてくれ そして亡くしたことを嘆かないでくれ だって俺は美しき軍団に参加するのだから 救世主の十字架を運ぶ軍団に |
戦争という言葉は一言も使われてはおりませんが、南北戦争たけなわの1863年に書かれたフォスターのこの曲、当時歌ったり聴いたりする人は誰でも身近にあったこの戦争のことをこの曲からイメージしたことでしょう。コーラスにある“the beautiful army”というのは彼らがクリスチャンなのだなあというのを改めて認識させてくれましたし、川をフェリーで渡って死地へと向かう、というのも興味深いところです。
( 2009.08.15 藤井宏行 )