Minnelied Op.34-1 6 Gesänge |
恋歌 6つの歌 |
Leucht't heller als die Sonne, Ihr beiden Äugelein! Bei dir ist Freud' und Wonne, Du zartes Jungfräulein, Du bist mein Augenschein, Wär ich bei dir allein, Kein Leid sollt mich anfechten, Wollt allzeit fröhlich sein! Dein Reiz ist aus der Maßen Gleichwie der Blumen Art; Wenn du gehst auf der Straßen, Gar oft ich deiner wart, Ob ich gleich lang muß stehn Im Regen,Sturm und Schnee, Kein Müh soll mich verdrießen, Wenn ich dich,Herzlieb,seh. |
太陽よりもひときわ明るく輝くのは 君のふたつの可愛い瞳! 君のそばには喜びと幸せがある やさしい若き乙女よ 君はぼくの瞳の輝き ぼくは君のそばに居られさえすれば どんな苦しみにも悩まされはしないだろう いつだって楽しいことだろう 君の魅力は飛びぬけている 花の魅力とおんなじだ 君が街をあるくときには いつでもぼくは君を待つ どんなに長く立っていなくてはならなくとも 雨の中、嵐の中、雪の中 どんな苦労も気にはならぬ ぼくが君に、いとしい人よ、会えるならば |
素朴な民謡詩「子供の不思議な角笛」にあるちょっとユーモラスな恋の歌、メンデルスゾーンは穏やかなメロディをつけました。そのまま民謡となっても不思議ではないようなのどかな歌です。
( 2009.04.01 藤井宏行 )