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Predchuvstvie   Op.46-3  
  Chetyre romansa na slova A. Pushkina
予感  
     プーシキンの詩による4つのロマンス

詩: プーシキン (Aleksandr Sergeyevich Pushkin,1799-1837) ロシア
      Предчувствие (1828)

曲: ショスタコーヴィチ (Dimitry Shostakovich,1906-1975) ロシア   歌詞言語: ロシア語


Snova tuchi nado mnoju
Sobralisja v tishine;
Rok zavistlivyj bedoju
Ugrozhaet snova mne...
Sokhranju l’ k sud’be prezren’e?
Ponesu l’ navstrechu ej
Nepreklonnost’ i terpen’e
Gordoj junosti moej?

Burnoj zhizn’ju utomlennyj,
Ravnodushno buri zhdu:
Mozhet byt’,eshche,spasennyj,
Snova pristan’ ja najdu...
No,predchuvstvuja razluku,
Neizbezhnyj,groznyj chas,
Szhat’ tvoju,moj angel,ruku
Ja speshu v poslednij raz.

Angel krotkij,bezmjatezhnyj,
Tikho molvi mne: prosti,
Opechal’sja: vzor svoj nezhnyj
Podymi il’ opusti;
I tvoe vospominan’e
Zamenit dushe moej
Silu,gordost’,upovan’e
I otvagu junykh dnej.
再び雨雲が私の上に
静かに集まってきた
嫉妬深い運命が 不幸が
襲い掛かるのだ 再び私に...
この運命を無視し続けられるだろうか?
受け入れることができるだろうか
不屈と忍耐と
誇り高き私の若さで?

荒れ狂う人生に疲れ果て
これから来る嵐にも心は動かない
もしかしたら、今度も、救われて
再び波止場を見つけられるかもしれない...
だが、別れを予期し
避け難き 恐ろしき時のために
お前の手を握ろう、私の天使よ
急いでこの最後のときに

やさしき天使よ、安らかに
静かに私に別れを告げてくれ
悲しげに;そのやさしい瞳を
私に投げかけてくれ
そしてお前の記憶が
私の魂に変われるものならば
力を、自信を、希望を
そして若き日の勇気を与えてくれ


来るべき嵐の予感を語っている曲ですが、音楽は暗くも激しくもならず、淡々と流れるように歌われます。個人的にはこの歌曲集の中では一番見事な作品と思いますがいかがなものでしょうか。不安に駆られながらも静かに勇気を蓄えているかのような表情がなかなかに素敵だと思います。

( 2008.08.30 藤井宏行 )


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