Nad rekoj Bez solnca |
川のそばで 日の光もなく |
Mesjats zadumchivyj,zvezdy dalekie S sinego neba vodami ljubujutsja. Molcha smotrju ja na vody glubokie: Tajny volshebnye serdtsem v nikh chujutsja. Pleshut,tajatsja,laskatel’no nezhnye; Mnogo v ikh ropote sily charujushchej: Slyshatsja dumy i strasti bezbrezhnye. Golos nevedomyj,dushu volnujushchij, Nezhit,pugaet,navodit somnenie. Slushat’ velit-li on? s mesta-b ne sdvinulsja; Gonit-li proch’? Ubezhal-by v smjatenii. V glub’-li zovet? bez ogljadki-b ja kinulsja! ... |
物思いにふける月 遠くの星たち 青い空の上から 水面に見とれている 私も黙って深い水を見つめる 魔法の秘密を心は水の中に感じるのだ 波は騒ぐ、やさしく穏やかに そのたくさんのつぶやきは魔法を呼び起こす そこに聴こえるのは思いと限りなき熱情 見知らぬ声、感情的な魂 やむことなく、おびやかし、そして優しく響く その声は「聞け」と命じているのか? ならばこの場から動くまい 追い払おうとしているのか? ならば一目散に逃げ出すだけだ 深いところへと呼んでいるのか? ならば振り返ることなく 私は飛び込もう |
最後の曲も深く瞑想に耽るかのように静謐で、そしてモノトーンです。最後は詩では覚悟を決めて吹っ切ろうとしていますが、その部分でさえも音楽は淡々としていて何とも不思議です。
( 2008.08.01 藤井宏行 )