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La maja dolorosa No. 2    
  Tonadillas
嘆きにくれるマハ No.2  
     トナディーリャス

詩: ペリケ (Fernando Periquet,1873-1940) スペイン
      

曲: グラナドス (Enrique Granados y Campiña,1867-1916) スペイン   歌詞言語: スペイン語


¡Ay majo de mi vida,
no,no,tú no has muerto!
¿Acaso yo existiese
si fuera eso cierto?

¡Quiero,loca,besar tu boca!
Quiero,
segura,gozar más de tu ventura,
¡ay!,de tu ventura.

Mas,¡ay!,deliro,sueño:
mi majo no existe.
En torno mío el mundo
lloroso está y triste.
¡A mi duelo no hallo consuelo!
Mas muerto y frío siempre el majo será mío.
¡Ay! Siempre mío.

ああ、あたしの命だった彼
いいえ、いいえ、あんたは死んでなんてないわ!
どうしてあたしが生きてるのよ
もしそれが本当のことだったら?

あたしはあんたの口に狂おしいキスをしたいの
あたしは
あんたの幸せを分かち合いたいの
ああ! あんたの幸せを

なのに ああ! ばかげたこと、それとも夢:
あたしの彼はもういない
あたしのまわりのこの世界には
それは悲しく、涙あふれること。
あたしの悲しみには慰めはないの!
たとえ死んで冷たくなっていても 彼は永遠にあたしのものよ
ああ! 永遠にあたしのもの


恋人を亡くした嘆きのマハ(下町の女)。この第2曲は怒りといいますか、感情の激しい昂ぶりが歌われます。

( 2007.12.07 藤井宏行 )


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