Spring Pools |
春の水たまり |
詩:著作権のため掲載できません。ご了承ください
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ここの水たまりは 森の中だが それでも映し出している 空の全体を ほとんど欠けることなく そしてその脇にある花たちのように 冷たく震えている その脇にある花たちのようにすぐに消えてしまうのだろう だがそれも 小川や川に流れ出るのではなく そうではなく 根から上に向かって 濃い葉むらをもたらすのだ 木々は水をつぼみに溜めて 自然を暗くし 夏の森となる- 木々に二度考えさせよう 彼らが力を使う前に 吸い取って飲み干してきれいに消し去ってしまう 花咲く水たまりや 水辺の花たちのことを 雪から生まれた 融けたばかりの ほんの昨日に (詞は大意です) |
( 2021.10.17 藤井宏行 )