God bless america |
神の祝福あれ アメリカに |
詩:著作権のため掲載できません。ご了承ください
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(ヴァース) 嵐の雲が集まってくる中 海の向こうで 誓おう 忠誠を この自由の地へ 感謝しよう この麗しき大地に われらが声を上げるとき 厳粛な祈りのうちに (リフレイン) 神の祝福あれ アメリカに わが愛する地に この地の傍らに立ち この地を導き給え 夜を通して 天からの光で 山々から大草原まで 大海原まで 白く泡立っている 神の祝福あれ アメリカに わが家に 愛しき家に 神の祝福あれ アメリカに わが家に 愛しき家に |
バーリンの作品としては異色なもののひとつ。もともとは1918年のレビュー「Yip! Yip! Yahank」のために書かれたものでしたがあまりに堅すぎるとお蔵入りになり、1938年の一次大戦休戦記念日にリバイバルしたところ、まさに第二次大戦前夜の時代の雰囲気にマッチして大ヒットしたのだそうです。今やアメリカの第二の国歌とさえ言えるほどのポピュラリティ(1940年代にはこれを国歌としようという動きすらあったのだとか)。
2001年の9.11事件のあと、当時のアメリカの著名アーティストたちが集まってトリビュートアルバムを吹き込んだことを記憶されている方も多いでしょうか。
アーヴィング・バーリンの作品のみを著作権の関係で別冊に出版した村尾陸男氏による「ジャズ詩大全」でもこの曲は取り上げられておりませんでした。というのもこの曲のみ、バーリンが彼の著作以外での歌詞の掲載を堅く禁じたままなのだからとか。なんでも外国語への翻訳も一切認めていないということなので、ここでの日本語での大意の紹介も厳密にはアウトなのかも知れません。(問題あればお知らせください)
( 2021.10.03 藤井宏行 )