Ja pokinul rodimyj dom Otchalivshaja Rus’ |
私は後にした 懐かしい家を ロシアから引き離されて |
Ja pokinul rodimyj dom, Golubuju ostavil Rus’. V tri zvezdy bereznjak nad prudom Teplit materi staroj grust’. Zolotoj ljagushkoj luna Rasplastalas’ na tikhoj vode. Slovno jablonnyj tsvet,sedina U ottsa prolilas’ v borode. Ja ne skoro,ne skoro vernus’. Dolgo pet’ i zvenet’ purge. Sterezhet golubuju Rus’ Staryj klen na odnoj noge. I ja znaju,est’ radost’ v nem Tem,kto list’ev tseluet dozhd’, Ottogo,chto tot staryj klen Golovoj na menja pokhozh. |
私は後にした 懐かしい家を 捨て去ったのだ 青いロシアを 白樺の森の三つ星が 池の向こうの 暖かく溶かした 老母の悲しみを 黄金のカエルのような月明かりが 広がる 穏やかな水の上 リンゴの花のように 白髪の 父の顎鬚が振り撒かれた 私は戻らぬ すぐには 戻ってこないだろう すぐには 長いこと歌い 鳴り響くだろう 吹雪は 護り給え 青いロシアを いにしえの楓よ 片足の そして私は知っている 喜びがあることを 雨の葉にキスする者には なぜならあのいにしえの楓の 頭はまるで私のもののようだからだ |
( 2021.08.19 藤井宏行 )