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Quell'augellin che canta    
  Il Terzo Libro de Madrigali
あの小鳥は歌っている  
     マドリガル第3巻

詩: グァリーニ (Giovanni Battista Guarini,1538-1612) イタリア
      

曲: ディンディア (Sigismondo d'India,1582頃-1629) イタリア   歌詞言語: イタリア語


Quell'augellin che canta
sì dolcemente e lascivetto vola
ora dall'abete al faggio,
ed or dal faggio al mirto,
s'avesse umano spirto,
direbbe: “Ardo d'amore,ardo d'amore.”
Ma ben arde nel core
e parla in sua favella,
sì che l'intende il suo dolce desio.
Ed odi a punto,Silvio,
il suo dolce desio
che gli risponde: “Ardo d'amore anch'io.”

あの小鳥は歌っている
とても甘く そして気まぐれに飛ぶ
あそこのモミからブナの木へ
そしてまたブナからミルトの木へと
もしあいつに人の心があったなら
きっと言うだろう:「恋に燃えてるよ 恋に燃えてるんだ」と
けれど 激しく燃やして その心を
そして語る 自分の言葉で
知ろうとして 彼女の甘い願いを
そして聞く その愛を シルヴィオ
彼女の甘い願いを
こう答えた人の 「私も愛を込めて燃えている」と

( 2021.07.21 藤井宏行 )


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