Io mi son giovinetta Il Terzo Libro de Madrigali |
あたし 若い女の子なの マドリガル第3巻 |
“Io mi son giovinetta e rido e canto alla stagion novella”, cantava la mia dolce pastorella, quando l'ali il cor mio spiegò come augellin subitamente tutto lieto e ridente, cantando in sua favella: “Son giovinetto anch'io e rido e canto a più beata e bella primavera d'amore, che nei begli occhi tuoi fiorisce.” Ed ella: “Fuggi,se saggio sei,” - disse - :l'ardore, fuggi,chè in questi rai primavera per te non sarà mai.” |
「あたし 若い女の子なの だから笑って歌うのよ 新しい季節に」 そう歌ったんだ ぼくのかわいい羊飼い娘は それに合わせてぼくの心も 語り出す 突然 小鳥のように すっかり幸せに笑いながら 歌ってる さえずり: 「若い男の子だよ ぼくだって だから笑って歌うんだ ずっと祝福されて美しい 愛の春に それは咲いてるよ 君のきれいな瞳の中に」すると彼女は: 「どっか行ってよ あなたが馬鹿じゃなかったら」 - そう言ったんだ - :「熱い人 お行きなさい この目には あなたのための春は決して入らないのよ」と |
( 2021.07.21 藤井宏行 )