O mistress mine |
おい 俺の女よ |
O mistress mine,where are you roaming? O stay and hear! your true-love's coming That can sing both high and low; Trip no further,pretty sweeting, Journey's end in lovers' meeting- Every wise man's son doth know. What is love? 'tis not hereafter; Present mirth hath present laughter; What's to come is still unsure: In delay there lies no plenty,- Then come kiss me,Sweet and twenty, Youth's a stuff will not endure. |
おい 俺の女 どこをお前ほっつき歩いてんだ? おい待て 聞けよ!お前の恋人が来てんだからな 歌なら何でもお手のものさ どこへも行くんじゃねえぞ、かわいいスィートハート 探し回ったって結局あ恋人のとこに戻るって 頭のイイ奴あ良く知ってんだからさ 恋って何だい? 先のことじゃねえよな 今ユカイにすりゃ今笑ってられる 先のことなどわかんねえんだから ぐずぐずしていちゃ何もできない だからキスしておくれ、甘く、何度も 若い時はただ一度、長くは続かないのさ |
シェイクスピアの「十二夜」より。物凄い数の英米の作曲家が曲を書いていますが、作者と同時代のモーリーの作品が一番しっくりくるような気がします。悪ふざけの馬鹿騒ぎを17世紀イングランドの音楽で表現したら絶対モーリーの書いた曲の感じでしょう。劇中歌として使うには最適な音楽のように思えました。
( 2021.05.23 藤井宏行 )