千里の友 明治唱歌 第1集 |
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共に見し月は梢にかかるなり 千里(ちさと)の外(ほか)の君ぞこひしき 面影は今もみ空そらにうつるなり 雲井のよその君ぞ戀しき 淋しさに庭の木陰を歩めども 君なき春は花もにほはず 面白く君と謠ひし歌のねも けふは歸らず吾をはなれて |
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( 2021.01.17 藤井宏行 )