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Komu segodnja desjat ‘ let   Op.124-2  
  Na strazhe mira
今 十歳になっている子らは  
     平和の守り

詩: マルシャーク (Samuil Yakovlevich Marshak,1887-1964) ロシア
    На страже мира  Кому сегодня десят ь лет

曲: プロコフィエフ (Sergej Sergeevich Prokofiev,1891-1953) ロシア   歌詞言語: ロシア語


Komu segodnja desjat ‘ let,
tot pomnit noch’ vojny.
Ni ogon’ka v okoshkakh net:
oni zatemneny.
Propali v sumrake doma,
ischezli fonari.
Na sotni verst sploshnaja t’ma
do utrennej zari.
Kto prozhil tol’ko desjat ‘ let,
zapomnil navsegda,
kak,potushiv drozhashch ij svet,
khodili poezda.
Vo t’me na front vezli vojska,
detej ? v dalekij tyl.
I poezd noch’ju bez gudka
ot stantsij otkhodil.
On ne zabudet nikogda,
khot’ byl on ochen’ mal,
kak doroga byla voda
i ne vsegda byla eda,
i kak otets ego togda
za schast’e voeval!
A v te zhe dni,
sem’ let nazad,
na volzhskom beregu,
v ogne pylaja,
Stalingrad nanes udar vragu.

今 十歳になっている子らは
覚えているだろう 戦争の夜を
明かりひとつ窓にはなく
あたりは真っ暗だった
暗闇の中に家は飲み込まれ
街灯は消えていた
何百マイルにわたり 完全な暗闇が広がった
朝焼けがやって来るまで
たった十年しか生きられなかった子らは
永遠に覚えているだろう
ちらつく光が消えたのを
通り過ぎ行く汽車の
暗闇の中 前線へと部隊が運ばれていた
子らは-はるか後方に
そして夜汽車は 汽笛も鳴らさず
各駅を出発した
子らは決して忘れないだろう
とても小さかったのだけれども
どれほど水が貴重で
食べ物がいつも欠乏していたことを
そして彼らの父が
戦ったことを 幸せのために!
そして同じ日々に
七年前
ヴォルガの岸辺では
炎の中で燃えていたのだ
スターリングラードが 敵の襲撃で


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   Na strazhe mira 平和の守り

( 2020.11.23 藤井宏行 )


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