孤独 朔太郎の四つの詩 |
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田舎の白つぽい道ばたで つかれた馬のこころが ひからびた日向の草をみつめてゐる ななめに しのしのとほそくもえる ふるへるさびしい草をみつめる 田舎のさびしい日向に立つて おまへはなにを視てゐるのか ふるへる、わたしの孤独のたましひよ このほこりつぽい風景の顔に うすく涙がながれてゐる |
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( 2020.09.20 藤井宏行 )