わらび |
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石走る 垂水の上の さわらびの 萌え出づる春に なりにけるかも |
林光にいくつかある、古い和歌を自由に現代語訳してメロディをつける作品。これは洒落たワルツになっていてなかなか素敵。
「春が来たのだ」と叫ぶクライマックスは見事です。林のソングの中でも比較的よく取り上げられるのではないでしょうか。万葉集巻八、1418から。志貴皇子の作とされている和歌です。
( 2020.09.06 藤井宏行 )