Der neue Amadis |
新しいアマディース |
Als ich noch ein Knabe war, Sperrte man mich ein; Und so saß ich manches Jahr Über mir allein, Wie im Mutterleib. Doch du warst mein Zeitvertreib, Goldne Phantasie, Und ich ward ein warmer Held, Wie der Prinz Pipi, Und durchzog die Welt. Baute manch kristallen Schloß Und zerstört es auch, Warf mein blinkendes Geschoß Drachen durch den Bauch, Ja,ich war ein Mann! Ritterlich befreit ich dann Die Prinzessin Fisch; Sie war gar zu obligeant, Führte mich zu Tisch, Und ich war galant. Und ihr Kuß war Götterbrot, Glühend wie der Wein. Ach! Ich liebte fast mich todt! Rings mit Sonnenschein War sie emailliert. Ach wer hat sie mir entführt? Hielt kein Zauberband Sie zurück vom schnellen Fliehn? Sagt,wo ist ihr Land? Wo der Weg dahin? |
私がまだ少年だったとき 私は閉じ込められていた そしてそこで私は何年間も座っていた ひとりきりで まるで母の胎内にいるかのように だがお前が私の気晴らしとなってくれた 黄金の空想が そして 私は熱いヒーローだった まるであのプリンス・ピピのように そして世界を渡り歩いたのだ 築いたのだ たくさんの水晶の城を そしてまたそれを破壊もした 投げつけたのだ 私のきらめく槍を ドラゴンの脇腹を貫いて そうだ 私はひとかどの男だった 騎士らしく 私は救ったのだ そのとき プリンセス・フィッシュを 姫はそのことをとても恩義に感じて 私を招いたのだ 祝宴に そして私はそれに堂々と応えたのだ 姫のくちづけは神々の召し上がるものだった 燃え立っていた まるでワインのように ああ!私は恋にほとんど死にそうだった! 太陽の光に包まれて 姫はエナメルの輝きであった ああ 誰が姫を私から奪ったのだ? なかったのか 魔法のバンドは すばやく逃げ去る姫を連れ戻すことのできる? 教えてくれ どこが姫の国なのか? どこにそこへ行く道があるのだ? |
( 2020.07.25 藤井宏行 )