我等の前途 大正少年唱歌 |
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山に廣野に 霞をこめて やがて迎へむ 我等の春よ ここに手を取り學びし六(む)とせ 友よ 我等の春こそ來つれ 山も越えなむ岩根も攀(よ)じて 川も渡らむ 淵をも瀬をも 行手さへぎる何物ありや 力滿ちたる我等を知るか 選び進まむ道こそ違え おのがつとめに 只ましぐらに 日夜いそしみ勵まむ我等 仰げ 前途に輝く光 |
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( 2020.02.11 藤井宏行 )