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寒鴉 大正少年唱歌 |
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窓越しに見る山の端の まばらに痩せ松 風や吹く とまりかねては 舞ひ上がり 舞ひ下りする寒鴉 人影も無き霜枯の 野路小走る 黑犬に 吠えられながら 知らぬげに 風に立ちをる 寒鴉 |
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( 2020.02.11 藤井宏行 ）