燕來(きた)る |
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燕來る 燕來る 燕來るよ 南の國より波路を越えて 古巣忘れず 山河こえて 燕來る 歸り來る 燕來る 燕來る 燕來るよ 遥けき旅路の疲(つかれ)も見せず 強き翅(つばさ)に 初夏(はつなつ)のせて 燕來る 歸り來る 燕來る 燕來る 燕來るよ 吹く風薫らし 望(のぞみ)の色と 野邊に 山邊に 若葉を染めて 燕來る 歸り來る |
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( 2020.02.11 藤井宏行 )