大雪渓 大正少年唱歌 |
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谷を埋めて積りし雪は 眞夏もとけぬ氷の阪と 峯へつゞきて峻しくあれど 鞋に鞜にかんじき着けて 喘ぎながらも勇みて登る 大雪渓 大雪渓 夏の眞晝も暑さを知らす 咲きほこりては草花しげる お花畠は春かとばかり アルペンストック打ちたてながら 風に流るゝ霧分け登る 大雪渓 大雪渓 |
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( 2020.02.11 藤井宏行 )