帝都復興の歌 |
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陽は照る瑠璃の空の下(もと) 悪魔の群は跡もなし 若き光のさすところ 大地も人もよみがへる 今 新しき土の上 こころを堅く結びつつ 若き生命(いのち)の輝やきに 真理(まこと)を目指し進みゆく 今 音(ね)を合はせ槌は鳴る 最後の勝利望みつつ 強き力の寄るところ 不滅を誇る家を建てん 陽は照る瑠璃の空の下 怪しく暗き影はなし 清きわが世のあるかぎり 世界に誇る街を建てん |
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関東大震災の起きたわずか1か月後に出版されています。国会図書館のディジタルアーカイブに楽譜がアップされておりました。
( 2019.12.29 藤井宏行 )