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詩: 林 光 (Hayashi Hikaru,1931-2012) 日本
    Edwin Castro Rodríguez(?-1960)  Mañana,hijo mío,todo será distinto

曲: 林光 (Hayashi Hikaru,1931-2012) 日本   歌詞言語: 日本語


Mañana,hijo mío,todo será distinto.
Se marchará la angustia por la puerta del fondo
que han de cerrar,por siempre,
las manos de hombres nuevos.

Reinará el campesino sobre la tierra suya
-pequeña,pero suya-
florecida en los besos de su trabajo alegre.

No serán prostitutas las hijas del obrero,
ni las del campesino;
pan y vestido habrá de su trabajo…honrado
Se acabarán las lágrimas del hogar proletario.

Mañana,hijo mío,todo será distinto.
Sin látigo,ni cárcel,ni fusil
que supriman las ideas.

Caminarás por las calles de tus ciudades,
en tus manos,las manos de tus hijos,
como yo no lo puedo hacer contigo.

No encerrará la cárcel tus años juveniles,
como encierra los míos;
ni morirás en el exilio.

Temblorosos los ojos
anhelando el paisaje de la patria,
como murió mi padre.

(歌は作曲者自身の日本語訳で歌われますが、著作権のためここでは原詩を掲載しそこからの独自の訳をつけます)
明日には わが息子よ すべてが違っているだろう
逃げて行くのだ 苦悩は奥の戸口から
その扉は閉じられる 永遠に
新しい人間たちの手で

農民は支配する 自らの土地を
−小さいが お前のものだ−
花開くだろう そこは陽気な労働のくちづけで

労働者の娘は売春婦にはならぬ
農民の娘もだ
パンと着物が得られるのだ 労働で...栄誉ある
終るのだ プロレタリアの家の涙は

明日には わが息子よ すべてが違っているだろう
鞭も 牢獄も ライフルもない
思想を抑圧する

お前は歩くだろう お前の街の通りを
お前の手には お前の子の手がある
私がお前にしてやれなかったことだ

閉じ込めされはしない 牢獄にお前の青春の年月は
私の青春が閉じ込められたようには
亡命することもないだろう

震える目で
祖国の風景を見たいと渇望し
お前の父が死んだようには

明日には わが息子よ すべてが違っているだろう...


初演の1976年はまだ学園闘争などの名残りがあり、かなり革命や社会改革に対する熱気も残っていた頃でしょうか。三多摩の合唱団で歌われたこの曲、時代の熱さを今に伝えてくれています。原詩の作者エドウィン・カストロ・ロドリゲスはニカラグアの革命家。4年にも渡る投獄の末、1960年に殺害されています。ネット上ではフランス文学者の大島博光の訳したものを見ることができますが、恐らくこれを下敷に林光が歌の歌詞にふさわしいようにアレンジしています。

( 2019.11.24 藤井宏行 )


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